外山の備忘録

徒然なるままに?不定期更新です。

宮城ぐらし

最後に僕がブログを更新してから1ヶ月が経ったらしい。

"らしい"と言うのも、先日メールが来たのだ。

「前回の更新から1ヶ月経ったから、そろそろお前なんか書けや。日記でいいからさ」

要約するとこんな内容だったと思う。

余計なお世話だ!別に誰に頼まれたわけでもなく勝手につらつらと書いていたのに、更新しなくなったら催促とはなんたる所業!いいだろう、やってやろうじゃないか。

と、いうわけで今回こうして筆を執った次第。

 

さて、何か書こうとは思ったものの、実際のところ中身がない。

天晴れ!喝!と言及する出来事もない。

ほとほと困り果ていたところ、一冊の本が枕元に無造作に積まれていた。

「仙台ぐらし」伊坂幸太郎著のエッセイである。

おぉこれはいい、これでいこう。

僕は伊坂幸太郎先生の作品が好きで、時たまツイッターでも触れている。

このエッセイは先生の温かみというか、奇妙奇天烈な登場人物や設定が生み出される源泉のようなものを垣間見ることができるので、ここでオススメしておく。

 

余談はさておき、つまり今回何を書こうかというと……特に面白い話は思いついていない。

いや、こう言うと語弊が生じるが、つまり取り留めのない話をしようということだ。

林檎は紅くて可愛らしいなぁ。とか、齋藤飛鳥はどうしてここまで美しくて、可愛くて、儚くて、それでいて力強いのだろう。とか、そんな当たり前のことを書く。

小難しく見えても、それは古文漢文のテキストのようなものだと思う。

一見すると高尚に思えるものも、現代語訳してみれば、ただ紫式部清少納言のことをdisってるだけだったりするようなものだ。

 

最近身近で起こったニュースは特にない。

あるにはあるが、わざわざここに書いて宣伝するものではない。

オフィシャルなものではないが、プライベートなところで言うと、11月15日は僕、外山の誕生日だった。

毎年思うのだが、1年の中で中弛みの木曜日的なポジションにある11月の、しかも面白いイベントがあるわけでもないど真ん中の15日。

そんな日に生まれついた僕は、割と誕生日を忘れられることが多い。

その事実に小学生の頃に気がついた僕は、1週間ほど前からちょっとずつアピールすることで、「誕生日誰にも祝ってもらえない問題」を乗り越えてきた。

すると不思議なもので、中途半端な月の中途半端な日が誕生日ということは案外覚えてもらえるらしい。

今では夜中にわざわざ連絡をくれる友人達には感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして11月も折り返しということは、いよいよ12月へと人々の心はシフトしていく。

熾烈を極める年末年始商戦の時期とでも言おうか、彼方此方でそんな広告が目に入る。

もう1年も終わろうとしているのだ。

まだ振り返るには早いが、振り返るための準備をしておくには丁度いいのかもしれない。

 

僕が妄ツイを書き始めて、半年程経った。

僕にとっては今までHBくらいだった生活が、2Bくらいには濃くなったかなと思う。

ああそれと、よく笑うようになったかもしれない。

普段の生活では「広く浅く」をモットーに、様々な部屋に顔を出して談笑しては、じゃあまた!なんて言って部屋を出て、また次の部屋へ……なんてことを繰り返しながら友人を増やしているが、ここではそこまでの広さを求めなくてもいいと、書き始めて早々に気がついた。

六畳ほどの広さはいらなくて、四畳半くらいの丁度いい手狭な感じが居心地がいい。

何かに対する責任も負わなくていいし、好き勝手言ってたら自然と厳選された人だけが残って、その人たちとお喋り(僕が一方的に喋っているだけなのだが)している時間が好きだ。

身勝手に振舞っても、特に咎められることもないから、よく笑うようになったのかもしれない。

 

これはまた今度1年を総括して振り返るときに話すことになるとは思うが、ライブに2人の友人と一緒に出かけたことも、まだ記憶に新しい。

東京遠征なんて、いつかいつかと思ってはいても、実際なかなか踏ん切りがつかなかったものだった。

それが今年は東京に3泊、宮城で行われた2日間のライブも両日参戦。

あの空気感というか、手触りがまだするようだ。

 

最後になるが、ここまで読み進めた方々は(あれ?これ結局なんの話だったの?)と思っているだろう。

だが僕に対して怒ることは筋違いだ。

前もって身になる話はしない、と堂々と言い切ったのだから、ここまで読んだことは全て自己責任でお願いしたい。

今後暇になったときは、ブログをちょこちょこ更新していくかもわからない。

皆さんも暇だからこうして僕のブログなんていう、家畜の餌にもならないようなものを読んでいるんだろうし。

もしこれを読みきって尚、暇だということであれば、僕の作品を読んでみるといいと思う。

僕が読者なら、こんな傲慢な提案はお断りなわけだが。

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