外山の備忘録

徒然なるままに?不定期更新です。

妄ツイを書きたいと考えているものの、躊躇しているあなたへ#4

外山のブログを閲覧いただきありがとうございます。

前回#3では、妄ツイには大きく分けて2種類の書き方があることを紹介しました。

まだご覧になっていない妄ツイ初心者の方は、先にそちらをご覧になるといいかと思います。

その2つの長所と短所も併せて書いていますのでね。

さて、今回は妄ツイの中身に触れていきたいと思います。

 

④会話文を多くするか地の文を多くするかを決めよう

 

これは、前回の記事をよく理解していないと後々大変なことになりかねない要素となっています。

2つの書き方の特性のようなものが、割と顕著に現れるのです。

これはあくまでも僕の所感ですが、妄ツイ書きの人は軽妙な会話によって話を進め、小説書きの人は作品全体の重厚感を重視する方が多いように見受けられます(完全に一括りにはできませんが)。

 

[会話文メインと地の文メインのメリットデメリット]

 

書式が大切なのはわかった、どこに比重を置くのが大切なのかもわかった、それでは今回紹介している2つにはどんな長所と短所があるのでしょうか?

思いつく限り挙げていきたいと思います。

 

会話文メインの長所

・サクサクとテンポよく話を進められる

・短編、中編、長編を満遍なくカバーできる

・メンバーの可愛さを表現するのに適している

 

会話文メインの短所

・読者がすぐに読み終えてしまうため、後味としては非常に軽いケースが多い

・中身も大切だが、更新頻度がものをいう

・可愛さを表現するのに適している反面、重たい話を書く際は、地の文メインの妄ツイ師に一歩劣ることがある

 

僕は地の文メインなので、こちら側の立場になるのは難しいですが、こんなところでしょうか?

ライトな層に非常にウケがいいのはこちらと言ってもいいかもしれませんね。

次は地の文メインの長所と短所です。

 

地の文メインの長所

・心理描写や風景描写をふんだんに盛り込める

・時間や空間の移動が少なくても、読み応えがある

・捻った表現や、多少クサい台詞の違和感が緩和される

 

地の文メインの短所

・一つの作品が長くなりやすい

・読者に飽きさせないための工夫が必要になり、ある程度の語彙力や構成力が求められる

・メンバーの可愛さを引き出すことは、会話が減る分不向きなことが多い

 

こちらはぽんぽん出てくるんですけどね。

ここに列挙したものや、#3の内容を加味してまとめるとこんな感じになります。

 

・妄ツイ書きは初心者から上級者までを広範にカバーできる万能型

・会話文メインにすると、妄ツイ書きの良さが際立つ

・小説書きは難易度こそ高いものの、傍流がゆえの多数派が挑戦できない内容に挑戦しやすい

・地の文メインは、小説書きの妄ツイ師の「会話させるときに一工夫必要」という悩みを、心理描写などでカバーしやすい

 

もちろん妄ツイ書きで地の文メインだったり、小説書きで会話文メインでも全く問題はないのですが、書式と形式の相互補完性というものはちゃんと理解しておくことを強く推奨します。

ですが、作品を投稿する中で、書式や形式を試行錯誤することも楽しみの一つなのかもしれません。

 

次回紹介する内容は、作品に登場するメンバーに関する記事を書こうかなと思っています。

「推しメンで書きたいけど、そのメンバーの妄ツイってあんまり見かけないな……もしかして人気ないのかな?」

「デビュー作は気合を入れて書きたい。おすすめのメンバーは?」

といった悩みに応えられるかなと。

それではまた次回お会いしましょう、ありがとうございました。

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